03.火災対策
ポイント1
火災対策として、耐久性はもちろん断熱・保温・耐水性に優れたロックウールを使用。
ロックウール断熱材は「断熱性能の高さ」「耐火性能の高さ」に加えて、さらに「遮音性能の高さ」も優れています。
ご家族が思い思いの時間を快適・安心して過ごしていただくためにも「断熱」「耐火」「遮音」の三拍子そろったロックウール断熱材をご提案します。
■断熱・保温に優れた効果を発揮
ロックウールは微細な繊維の隙間に大量の空気を含むため、抜群の断熱性を発揮します。
基幹的な断熱材として経済産業省の『建材トップランナー制度』の指定を受けています。
■優れた吸音性能で騒音防止
いまや騒音対策は不可避な課題となっております。
ロックウールは断熱性と同時に低周波から高周波まで優れた吸音性能を発揮します。
外部からの騒音や隣室、2階の物音など不快な音の進入を軽減。
また、室内から外部への音漏れの減少にも役立ちます。
■耐火性 火災から大切なご家族や財産を守ります。
法定不燃材として認められ、燃えにくさ・溶けにくさは実証済み。
耐熱温度が高いので、他内外装材との組み合わせで優れた耐火性能を発揮します。
高温でも形状変化がほとんど無いので、万一の火災時でも大切な家屋と財産を守ります。
また、ロックウール自体から有毒ガスの発生等はありません。
■耐水性 結露を防ぎ、構造体を長持ちさせます。
水を弾くので万一の結露も心配無用です。
土台の腐食や湿気を好むシロアリの発生も抑えます。しかも断熱性能は半永久的です。
ロックウール成形品は撥水性が高く、繊維の隙間に水が入りにくいため、断熱材が濡れた場合でも形状の保持ができるので、断熱性は損なわれません。
ポイント2
当社の建物はすべて省令準耐火構造の住宅を造っています。
■省令準耐火構造住宅の特徴は?
省令準耐火住宅とは、建築基準法で定める住耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、
住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。
わかりやすくお伝えするならば、下記の条件を満たした住宅をいいます。
(1)屋根は瓦・スレートなどの不燃材料
(2)外壁の野外に面する部分や軒裏をモルタル塗りなどの防火構造
(3)天井・壁の室内に面する部分を石膏ボード等の不燃材料で防火被覆
■省令準耐火構造住宅の火災保険料は安くなる?
省令準耐火構造住宅では、火災保険料が非構造住宅と比べると割安になります。
保険の内容にもよりますが、おおよそ半額以下に保険料が抑えられる場合もあります。
火災保険に加入する時は建物の構造が保険料を決定する要素として『H(非耐火)構造』『T(耐火)構造』があります。
省令準耐火構造の場合は柱が木造であってもT構造と評価されます。
コンクリート造やコンクリートブロック造、鉄骨造、レンガ造、石造などの建物と同等の耐火性能を有していると評価されているため、火災のリスクが低いとみなされ火災保険料が割安に設定されています。