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今年の台風は北海道・東北地方を直撃し、甚大な被害を及ぼしています。
地震や台風などの天災を前に我々人間はつくづく非力であると思い知らされるのですが…
それでも、被害を少しでも小さくするための備えは万全にしておきたいものです。
そこで、弊社ブログでも住宅関連の防災に関する情報をシリーズで掲載していきたいと思います。
第1弾となる今回は、節水対策や災害時に役立つ「雨水タンク」についてお話します。
「雨水タンク」とは、雨水を貯める容器のことで、雨といを通じて屋根に降った雨水を集めます。
容量は、30リットルほどのものから、300リットル以上のものまで様々な製品が販売されています。素材は、ポリエチレン製、ステンレス製、木製など。住宅に設置するものではポリエチレン製を選ぶ方が多いようです。
価格は、1万円台~3万円台が主ですが、大容量だと20万円を超える製品もあるようです。
雨水タンクを設置したときのメリットとしてあげられるのが節水になるということ。
タンクに貯めた水で水まきをしたり、掃除に使ったり、洗車に使うこともできるでしょう。植物への水やりにも使えるので、ガーデニングを趣味としている方には特にお薦めですね。
そして、なんといっても「雨水タンク」の水は、災害のときに大いに役立つのです。例えば地震後に、家も家族も無事でも、電気や水道などのライフラインが止まってしまったという場合です。
トイレの水として使用できますし、ちょっと手を洗いたいときや、汚れた物を洗ったりすることもあるでしょう。
被害の大きさにもよりますが、わずかでも使える水が確保されているのは非常に心強いのではないでしょうか。
また、福岡市では雨水流出抑制施設助成制度を設けていますので申請をされると自己負担も少なく済みます。
これから家を建てられる方やリフォームの際など、設置を検討されてみてはいかがでしょうか?